ブルーライトカットフィルム・パネルについて
ブルーライトカットフィルム・パネルの必要性LEDの光が人体にもたらす想定外の異変

LEDの光が人体にもたらす想定外の異変!

近年、人工的な光源にLEDを使用することが多くなってきました。情報処理を中心として技術革命が進み、IT化がどんどん進んでいます。又、家庭では省エネ対策と謳い全世界的に白熱電球からLED電球への置き換えがどんどん進んでいます(日本国内で、総ての照明をLEDに置き換えると、全電力消費量の9%の削減が出来、原発13基の電力量になります)。しかし、その反面、人類はLEDから発せられるブルーライトにより、健康の危機に晒されているのです。38億年前に地球上に生命が誕生し、25億年前にシアノバクテリアが大量発生し、太陽光エネルギーの恩恵を受け色々な生物が生まれる基と成ったのです。総ての生き物は、この太陽光エネルギーと正しく付き合う為、一日24時間という体内時計を形成し、生命活動を維持してきたのです。しかし、LEDの発明は、総ての生命体の遺伝子が予想もしていなかった「朝のような明るい光を夜も浴びる」という環境を作り出してしまったのです。

  1. 目の老化(エイジング)を早める可能性があります:ブルーライトは高エネルギーで紫外線に最も近い性質を持つ光で、目の角膜や水晶体で吸収されずに、その先にある網膜にまで到達してしまいます。又、ブルーライトは他の色に比べて波長が短い為、散乱しやすく、長時間液晶画面を見つめていると毛様体筋が痙攣などを起こし、目の疲れの原因になります。強いブルーライトを浴びる事により、水晶体がにごり、視力が低下する「白内障」、視界が歪んだり視野が部分的に見えづらくなる「加齢黄斑変性症」を引き起こしたりするとも言われています。
  2. 体内時計サーカディアンリズムとの関係に注目:上記にも述べましたが、総ての生物は、朝が来ると目覚め、夜が来ると眠くなる。生命が誕生して以来、一日24時間と言うリズムを刻んできました。このリズムが狂うと、健康が維持できません。色々な大学の研究結果、肥満や動脈硬化、糖尿病、骨粗しょう症、うつ状態を引き起こすと言われています。朝や昼間は出来るだけ太陽光(自然光)をたっぷり受け体内リズムを正常に保ち、夕方から夜に掛けては出来るだけブルーライト浴びない方がいいのです。日中、出来るだけ自然光の恩恵を受けるように心がける必要があります。
  3. ブルーライトを理解しよう:LEDの開発により、人類は強い光にさらされるようになりました。しかし、ブルーライトが総て悪いわけではありません。研究家の方々が言っておられるように、上手く付き合う、強い光源から発せられるブルーライトを軽減し、自然界にあるブルーライト、太陽光の恩恵を受けることが大切なのです。
是非、この点を御理解頂き、ブルーライトカットフィルム、パネルをおためしください。

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生活リズムが乱れると、糖尿病になるサーカディアンリズムの乱れが健康に及ぼす影響が次々明らかになる中、とりわけ注目された一つが、時計遺伝子(クロック)に異常があると成長と共にメタボリックシンドロームになってしまうということです。睡眠リズムや食事のリズムも狂い、高血圧や脂質異常症になり、その多くが糖尿病になってしまいます。

肥満症との関係:夜遅くまでスマホやパソコンを操作し、ブルーライトを浴びていると、体内の時を刻むシステムと代謝機能をコントロールしているリズムが連携して、サーカディアンリズム調整しているのに、その連携が狂い始め、夜遅くにものを食べていない、高脂肪食を食べていないのに太りやすくなる。ましてや、スマホやパソコンを操作しながら間食をするとなおさら太ってしまいます。

骨がもろい若者が急増中:骨は、1日24時間周期で新陳代謝が行われています。日中、古くなった骨を破骨細胞が溶かす「骨吸収」が活発になり、夜暗くなると、新たな骨が作られる「骨形成」が活発になる。そのバランスが保たれる事で骨量が一定に保たれています。つまり、生活リズムを整え、朝はしっかりと
ブルーライトを浴び、夜は出来るだけブルーライトを浴びずに良い質の睡眠をとることが、骨を丈夫にする秘訣です。

ブルーライトとガンの関係:看護士や国際線の乗務員など夜間勤務が多くサーカディアンリズムが乱れやすい職場で働く女性は乳がんになるリスクが大幅に高くなるといわれています。その原因の一つが、時計遺伝子の異常であることがわかってきました。人間の細胞は60兆個もの細胞でできています。常に細胞分裂を繰り返しています。古い細胞は順次死滅し、新しい細胞に入れ替わっているがそれを何度も繰り返していると、ミスコピーが生じて異常な細胞が生まれます。これががん細胞です。健康な体の中でも、毎日1,000個以上のがん細胞が作られていますが、細胞は増えすぎたり、不要に成ったりすると自ら死を選ぶ「アポトーシス」(細胞の自殺)という機能が備わっているので殆どが免疫システムも加わって死んでしまいます。
サーカディアンリズムを正常に保つことによって、時計遺伝子が細胞分裂のタイミングを図ったり、DNAに異常がないかチェックしたり、異常な細胞は修復しろと指令を出したり、細胞の監視役を果たしているのではないかと言われています。サーカディアンリズムを正常に保つ事は、時計遺伝子が正常に働く環境を作り出し、がんを予防することに繋がります。

ブルーライトがうつ病や認知症を防ぐ?:体内時計を正常に保つ事で、メラトニンとセラトニンの分泌を正常に行う必要があります。メラトニン不足になり、睡眠の質が低下したり、体内時計が乱れると、うつ病になったり認知症になったりします。又、朝や昼間はしっかりと明るい光を浴び、セラトニンの分泌を促すことにより、身体も脳も覚醒させる事により、うつ病や認知症になりにくくなり、情緒も安定します。最近、子供が切れやすくなったと言うのもセラトン不足だといわれています。メラトニンで深い眠り、質の良い眠り、セラトニンでよい覚醒作用をと言う、バランスが大切なのです。

良質な睡眠でホルモン分泌も活発に:夜寝る前にブルーライトを浴びるとメラトニンの分泌が抑制されるだけでなく、健康を支える様々なホルモンの分泌リズムも乱れてしまいます。例えば、睡眠時には自律神経の副交感神経が働き、細動脈が弛緩し、成長ホルモンやプロライチンといったホルモンが体の隅々まで運ばれます。成長ホルモンは身体の成長だけでなく、傷ついた細胞の修復、疲労回復などの役割を果たす事から「老化予防ホルモン」とも呼ばれています。
母親の母乳分泌を促進するホルモンとして知られているプロライチンは、ストレス耐性の増加、細胞修復の作用が有る為、十分に分泌されないと「一晩眠っても疲れが取れない」という事になり身体に悪影響がでます。その結果、「老化の原因」になり、エイジングを促進してしまうのです。

以上、御参考までに。

慶應義塾大学医学部眼科教授、日本抗加齢医学会理事長、坪田一男先生の「ブルーライト、体内時計への脅威」より。


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岐阜薬科大学の研究グループが、スマートフォンなどの画面から出る青い光=ブルーライトが、目の細胞を死滅させる仕組みを、マウスを使った実験で解明したと発表し、ブルーライトの影響を防ぐ 今後の対策に役立つことが期待されています。岐阜薬科大学の原英彰教授などの研究グループが 発表しました。

研究では、スマートフォンの画面などに使われるLED=発光ダイオードから出る青・緑・白の3 色の光を6 時間ずつマウスの目の細胞にあてたところ、緑の光をあてた細胞はあまり変化がなかった一方、白は 約70%、青は約80% の細胞が死滅したということです。また、これらの細胞を詳しく調べると、老化を進める活性酸素が、緑の光を当てた細胞で、通常の、 1.5 倍に増加したほか、白が2倍、青が3倍に増えたということです。ブルーライトは、これまでも目の機能を低下させると指摘されていましたが、研究グループはブルーライトが 活性酸素を急激に増やして、細胞を死滅させるという仕組みが解明されたとしています。原教授は「今回の研究でスマートフォンなどのブルーライトによる目の悪影響を防ぐ対策が進むことを期待したい」と話しています。
※2014 年6 月9 日付 岐阜薬科大学のプレスリリースより抜粋

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