【店長ブログ】
経営指針 ・・
4月7日に始まった、第48回経営指針作成部会(神奈川県中小企業家同友会)が、6月23日の発表会、6月30日の反省会をもって、一区切りついた。
休日を返上し、家庭をも顧みず、ひたすら経営について、その意義、方向性、お客さまのため ・・ 、社員のため ・・ 、商品・サービスについて ・・ 、考えに考え抜いた日々であった。
建築、福祉、ライター、弁護士、金属加工、ネットショップ、ペット系、カメラマン、酒店、歯科医と業種は様々だが、「よい会社をつくろう」 「よい経営者になろう」 「よい経営環境をつくろう」 という目的は皆同じ。
その受講生の年齢は 30~50代。独身からお孫さんのいる おじいちゃんまで、いろいろな過程を経て現在に至り、今後の経営のあり方について、それぞれが3ヵ月間、毎週話し合い、学び合った。
50~60名のベテラン経営者が毎回集い、グループに分かれ、受講者10名を取り囲んでの質問やアドバイスは、少々圧迫感はあったものの的確で、今にして思えば非常にありがたいものであった。
あるCMの 「お風呂ってのは最初はちょっと熱いぐらいの方が慣れてくると気持ちいい。人間は最初からぬるま湯だと幸せを感じられない不思議な生きものなんだ。」 というフレーズを思い出した。
まさに経営指針作成部会とは、ぬるま湯に浸かりきっていた経営者が、もう一度熱湯から ・・ 、と考える場なのかもしれない。
しかしながら、この年齢(トシ)になって芽生えた同期の仲間意識は、一つ二つ越えてきた峠のさらに先にある 「何か」 を掴もうとする互いの共通認識があってこそ、生まれたものなのだろう。
9月からは、第2クールが始まり、49部会(第49回経営指針作成部会)をバックアップしながらの客観的な学びになるのだが、また同期で集まり、未来を見つめ、語り合えることは今から楽しみである。
それにしても、発表会を終えた10人の顔(画像下)は、何か呪縛からでも解き放たれたかのような清々しい表情だった。
2016/07/04