【店長ブログ】
マイケル・ジャクソンと・・・
6月25日14時26分(現地時間)、米・ロサンゼルスで「キング・オブ・ポップ」と謳われ、
その頂点に君臨し続けた歌手マイケル・ジャクソンが50歳という若さでこの世を去った。
その頂点に君臨し続けた歌手マイケル・ジャクソンが50歳という若さでこの世を去った。
復活のロンドン公演を目前にした彼の急死は、世界中に衝撃を与えた。
あれは今から10年ほど前になるだろうか・・・。
業界人には馴染みのコンベンションが、その年もラスベガスで行われ、私も約1週間の出張となった。
何日目だったか、その日のレクチュアを終え、街に繰り出した我々は、シーザースパレスホテルの
ショッピングモールで思わぬ人だかりに遭遇した。
100人ぐらいはいたと思われる群集の中心には、体格のいい数名のガードマンに囲まれ、
サングラスと黒服に身を纏った人物が・・。
そう、その人物こそ、マイケル・ジャクソン だったのだ !!
数十メートルほど動いたその人だかりをみて、「もしかすれば」と思い、私は先回りをして
エスカレーター脇に陣取りシャッターチャンスを待った・・・。
案の定、そのエスカレーターで彼らは地階に。
一列になり両脇のガードがなくなったその場は、正に私の独壇場。
シャッターチャンスどころか、彼に余裕で手の届く距離に・・・。
ダメもとで、手を差し伸べた私に、彼は快く・・というよりはちょっと困惑気味に握手をしてくれた。
意外と分厚くゴツい手だった。
そして、私の手はストロベリーのような甘い香りに包まれていた。
そう、彼がつけていた握手用のコロンの香りだった。。(*へ*)
数分の出来事に、彼らの姿が見えなくなっても、辺りは騒然とし、私の興奮も冷めやらなかった。
何でも、ショッピングモールの奥にある Virgin Record に打ち合わせのために来ていたのだとか・・。
私はその日、何となく世界を制したような気持ちになっていた。
マイケルよ、永遠に。。。
2009/06/26