【店長ブログ】
38歳の挑戦 ・・・
「イチロー、ヤンキースに電撃移籍!!」
そのニュースは、日本のみならず、全米各紙の一面を飾った。
2001年にマリナーズに移籍したイチローは、1年目から首位打者と盗塁王を獲得、MVPと新人王に輝いた。2004年には262安打でメジャーリーグのシーズン最多安打記録を更新。2001~2010年まで10年連続で年間200本安打という偉業を成し遂げた。打撃ばかりか、2001年から10年連続でゴールドグラブ賞と球宴出場を果たすなど、MLB史上にその名を残す名プレーヤーだ。
そうした、彼もすでに38歳。11年連続200本安打とはいかなかった昨季(それでも184安打と素晴らしい成績)。何か踏ん切りでもついたのだろうか。。
個人では好成績を残すも、チーム(マリナーズ)は低迷。在籍中の地区優勝は、2001年の一度だけで、万年最下位争いをひた走る状態である。
やはり、チームプレーである野球の醍醐味は、チームが頂点に立ち、チームメイトや関係スタッフとシャンパンファイトをおこなうこと ・・・ 。
優勝にもっとも縁遠いチームから、ワールドシリーズ27回制覇の常勝軍団への移籍は、より高いレベルを求め、自分を奮い立たせる意味もあったのだろう。
彼はその会見で、「若返りをはかるマリナーズに居続けてはいけないのではないか」 「自分自身で環境を変え刺激を求めたい」 と語った。
多くのビジネスマンにおいても、こうした状況におかれ、考えたことがある人は少なくないはずだ ・・・ 。
新たな挑戦へ向け、会見の3時間後には、古巣との試合に出場したイチロー。 WBCで優勝した時のような笑顔が、早く見られることを期待したい。
2012/07/27