【店長ブログ】
“浪花の … ”
今月3日に亡くなっていたことが明らかになった やしき たかじん (家敷隆仁) さん。 64歳という若さで逝ってしまった突然の訃報に関係各位が連日コメントを寄せている。
もう 20年も前だっただろうか。日本テレビ系 「たかじん no ばぁ~」 という、政治や経済、社会問題から しょうもない話まで深夜に語り合うという番組があり、よく視聴していたことを思い出す。
BAR を模したスタジオに毎回ゲストを招き、酒を飲みながら最後にたかじんさんの歌で締めくくるという構成で、視ている方も酒を傾けていると、その BAR に吸い込まれ、いっしょに飲んでいるかのような気分さえ味わえた。
その低音ボイスで毒舌なトークは、今でこそ周知のとおりだが、当時の関東では 「誰なんだ !? このおもしろいオッサン」 って感じだったんじゃないかな。
しかしながら、最後に歌う たかじんさんの 高音 かつ ソフト でハイクォリティな歌唱力のギャップに驚かされ、毎回感動していたものだ。 もちろん CD を購入して聴きまくり、『東京』、『ICHIZU』、『あんた』、『やっぱ好きやねん』 … などは その頃からカラオケでも ちょいちょい … (^^;)
横浜・青葉区内に関西出身の方が営む飲食店があるのだが、その店主によると、実は昔、京都で10店舗近く飲食店を経営していたことがあって、その中の BAR でアルバイトしていたのが 「たかじん」 なんだよ。。 と当時を懐かしみながら見せてもらった写真には、若かりし頃の たかじんさん と店主が …。
そういえば、前述の番組内で たかじん さんが … バイトしていた飲み屋のマスターから、売上の悪い日は接客しているお客さんのボトルを飲み干せ。。 と目で合図され、否応なく飲み干さなければならなかった … と漏らしていたことがあった。。
もしかして、その マスター って 、、この人 。。 か 。。
今頃は あちらの世界で再会し、二人で酒でも酌み交わしているのかな … 。
ご冥福をお祈りいたします。
2014/01/10