【店長ブログ】
すべては アウトロー直球から始まった ・・
日本人初のメジャーリーガー 「マッシー・ムラカミ」 こと村上雅則氏のメジャーデビュー50周年記念パーティーに招待され、恵比寿の 『MLB cafe TOKYO』 に行ってきた。
マッシーさんとは、10年ほど前にいっしょにお仕事をさせていただき、それ以来のお付き合い 。。
パーティーには、元外交官で前プロ野球コミッショナーの加藤良三氏 や NHKの解説委員長を務めた 高島肇久氏、巨人のV9戦士・柴田勲氏、阪神のエースだった 江本孟紀氏、メリジェーンで大ヒットを飛ばした歌手の つのだ☆ひろ氏、『開運!なんでも鑑定団』 に出演されてた 前野重雄氏 など、多くの方がお祝いに駆けつけ、マッシ-さんの偉業を称えた。
1964年9月1日、サンフランシスコ・ジャイアンツの村上雅則投手が、メッツ戦で投げたアウトロー直球から始まる日本人メジャー選手の歴史は、それから30年という時を経てバトンを受け継いだ、野茂英雄、佐々木主浩、イチロー、松井秀樹 (敬称略) ら 現在まで 全52人に至るが、翌日(2014/09/02) の新聞一面に掲載された記事をみて、先駆者たる偉大さを あらためて感じさせられた。
マッシ-村上はいう。
「本当は、米国にいて もっとプレーをしたかった。だが野球留学という名目で送り出してくれた鶴岡監督(当時・南海ホークス) との約束で、腕を磨いて帰ってくるのが留学だと思った。悔いは残るが、人を裏切ることはできなかった。もしも監督の許可があったならば ・・ 」
そして、
「一生は 1 度きりしかないのだから、自分の納得する人生を送ってもらいたい。メジャーへ行きたいなら、チャンスがあるのなら、絶対にチャレンジすべきだ。失敗しても構わないじゃないか。勇気を持って自分の人生を謳歌してもらいたい ・・ 」 と 未来へ熱いメッセージを送った。
野球史上にとどまらず、日米の歴史に残る人物の一言は、とても とても 重いものだった。
2014/09/02